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国際司法への介入:裁判所における第三国(Intervening in International Justice: Third States before Courts and Tribunals)

Brian McGarry

書籍情報, 紛争解決

2024年9月30日

法手続きへの国の介入は,国際紛争解決におけるもっとも不可解ないくつかの問題に触れるものである。その中には,条約解釈,対世的義務,司法権限やロー・メイキングの淵源,付随的手続きの性質,不可欠な当事者に関する貨幣用金原則,司法機関と仲裁機関の相互作用,管轄権,当事者自治,および既判力に関する問題が含まれる。しかし,法律家や学者らがこれらの問題を個別のものとして扱う傾向ゆえに,第三国の実行が進展するたびに,ウクライナ対ロシアにおいて国際司法裁判所に集団で介入をしようとする数十か国の2022年の宣言や,2016年の南シナ海仲裁における中国を除く近隣諸国の参加など,当初は想像されなかったような問題が提起されている。概念的・比較的・歴史的アプローチを国際司法へと適用することで,本書は,そのように[個別的に評価]するのではなく,介入の実行および今後の発展について,独自的で総合的な評価をしている。


https://www.cambridge.org/core/books/intervening-in-international-justice/C80018A62EA4CBE2363362F140A406C6

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