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国際法勉強会
Omri Sender
書籍情報, 法源論, 基本書
2024年6月27日
本書は,国際司法裁判所と国際法委員会との結びつきについて、他に比類ない説明を提供し,国際法システムの中心的機関である両機関の関係の深さと,その意図せざる重大な影響を明らかにする。歴史的記録や両機関のメンバーへの聞き取りから,裁判所と委員会の相互作用に関する当初の構想が時間の経過とともに失われていることを明らかにする。本書は,それぞれの機関の成果から読み取れる相互の好影響のみならず,両機関が育んでいるより微細な絆についても言及し,まれに起こる意見の食い違いさえも,両機関の間の関係を損なうどころか,むしろその強さを証明していることを明らかにしている。これらすべてが,国際法制定という無形のプロセスに光を当て,国際法制定が国家だけのものであるという見方に疑問を投げかける。
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