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国際法勉強会
Masahiko Asada, Dai Tamada
書籍情報, 人道法, 刑事, 国際機構, 国際法一般, 安全保障, 紛争解決
2024年7月12日
ウクライナ戦争は,ロシアによる明らかな侵略として2022年2月24日に始まってから,早くも2年を迎えようとしている。本書で詳しく見るように,国際法上の問題が複数発生し,その解決に取り組む必要がある。さらに,根本的な国際法上の義務が遵守されず,基本的な国際規則が全く無視されていることで,国際法秩序そのものが危機にさらされている。本書は,ウクライナ戦争から起因する多くの国際法問題を論じている。jus ad bellum,国際刑事法,中立法といった伝統的な戦争に関するテーマにとどまらず,対ロシア制裁から生じる比較的新しい問題も,WTO法や国際投資法の側面も含めて取り上げた。本書は読者に,ウクライナ戦争の様々な法的側面を再考する機会を与えるものである。
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