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「海の憲法」:国連海洋法条約の長く険しい道(A ‘Constitution for the Oceans': The Long Hard Road to the UN Convention on the Law of the Sea)

Kirsten Sellars

書籍情報, 海洋法

2024年10月31日

1982年に調印された国連海洋法条約は,半世紀にわたる法的努力の集大成だった。1930年,1958年,1960年に開催された国際連盟と国際連合の会議において,海を支配する条約体制を構築しようとする以前の試みは,いずれも領海の幅について決着がつかず,また2つの事件を経てもまったく解決を見なかった。直線基線は群島基線に,漁業保護水域は排他的経済水域に,海峡の無害通航は海峡の通過通航に,海底の共有財産は海底開発の並行システムに取って代わられた。交渉中に代表団を活気づけた問題―海洋汚染,乱獲,海軍の機動性,大陸棚の領有権主張,海底採掘の影響など―の多くは,今日に至るまで政策立案者や法律家を悩ませ続けている。


https://www.cambridge.org/core/books/constitution-for-the-oceans/70B5D8C805CE13AE957660EC5BF36934

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