top of page
国際法勉強会
均衡を求める国際法(International Law in Search of Rebalance)
Francisco Orrego Vicuña
現代の国際法は、過去五世紀にわたる国際法とは本質的に異なるものなのか、それとも基本原則は変わらず、徐々に変容してきたにすぎないのか。本書は、国際法がグローバル化の要請に応じてどのように深い構造的変化を遂げてきたのかを考察し、国際法の歴史的発展を追いながら、理想主義と実用主義の二元論を軸にその進化を分析する。
本書の著者であるフランシスコ・オレゴ・ビクーニャは、生涯を国際法の観察、研究、教育、実務に捧げた。彼はこの50年間に国際法が経験した大きな進展と変化の証人であり、本書は彼の長年の研究と実務の成果を結集した遺作となっている。本書は、ルーディガー・ウォルフルムとマイケル・ウッドの序文と、サイモン・C・ミルネスの協力を得て編纂され、国際法の進化とその均衡を求める課題に対する包括的な考察を提供する、著者の集大成である。
bottom of page