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『海洋法の発展における国際機関の存在――UNCLOS発効30年の歩み(The Presence of International Organizations in the Evolution of the International Law of the Sea)

Malgosia Fitzmaurice (ed.)

2024年は、国連海洋法条約(UNCLOS)が発効して30年の節目となる。本書は、UNCLOSの採択過程と、それが海洋法の発展に与えた影響を検討することで、現代の海洋法における国際機関の重要な役割を明らかにする。


国際機関は、現代の海洋法の主要な国際規範の策定主体であり、UNCLOSの適用と発展に深く関与してきた。本書では、国際機関(普遍的、地域的、準地域的機関)がUNCLOSの規定の適用に果たした役割に焦点を当てる。また、これらの国際機関の法制度が、UNCLOSの規定やルールの適用範囲を検証する「実験室」として機能してきたことを論じる。


本書は、UNCLOS発効30年の歴史を振り返りつつ、国際機関がどのように海洋法の発展を支え、今後の国際海洋秩序にどのような影響を及ぼすのかを考察する重要な研究である。


https://brill.com/display/title/56438

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