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国際法における拷問および虐待の禁止(The Prohibition of Torture and Ill-Treatment under International Law)

Casey-Maslen

本書は、拷問およびその他の虐待行為を定義し禁止する国内法および国際法の包括的分析を行う初の研究である。世界各国の拷問に関する法制度を検討し、国際法が被拘束者に対する警察の武力行使や、抗議活動中の警察権行使をどのように規制しているかを分析する。また、平時および武力紛争時の拷問の実態と禁止についても考察する。


さらに、本書は普遍的管轄権の適用についても論じ、世界のどこで発生した拷問であっても起訴・処罰を試みる枠組みを分析する。加えて、死刑の執行とその適用についても詳細に検討している。


https://www.cambridge.org/jp/universitypress/subjects/law/human-rights/prohibition-torture-and-ill-treatment-under-international-law

【目次】

1 国際法における拷問の定義

2 国際法におけるその他の虐待の定義

3 拷問および虐待の禁止の法的地位と管轄権

4 各国における拷問禁止の国内法

5 拷問および虐待の禁止とその他の人権との関係

6 平時における被拘禁者の保護

7 軍隊および武装集団における拷問および虐待の禁止

8 警察による拘禁外での武力行使の規制

9 平時における拷問および虐待の捜査・訴追義務

10 国際人道法における武力紛争下での拷問および虐待の禁止

11 拷問および虐待と死刑の関係

12 国際犯罪としての拷問および虐待

13 拷問および送還禁止原則(ノン・ルフールマン)の関係

14 拷問に対する国際・地域・国内レベルでの取り組み

15 国家責任と拷問および虐待の被害者への救済・賠償

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